
パントリーは間取りの都合で取れなかった。キッチン周りの収納が足りなくて後悔している…
パントリーとはキッチンまわりの収納スペースです。
食器棚とは別に収納を設けて、キッチンをすっきり使う目的で設けられます。
2021年現在、パントリーはあるのが当たり前とも言えます。
共働き、ネットショッピング、業務用スーパーなどが増えた今、食材の買い置きが存分にできるパントリーはとても重宝します。
とはいえ、間取りの計画中で泣く泣くパントリーをあきらめた人も少なくないはず。
失敗談を活かして、パントリーを計画するコツやお勧めのパントリーの取り方を解説します。
パントリーは工夫すれば取れることが多い
パントリーは工夫次第でほとんど取れます。
パントリーは無理か…と諦めていた間取りでも、たぶん大丈夫です。
以下に注意して間取りを見直してみてください。
寸法を正しく理解して無駄をなくす
無駄がないかチェックしましょう。
以下はキッチン周りの最適寸法です。これより過剰に広かったらスペースの無駄がある可能性があります。
無駄を省いたらそこをパントリーのスペースに当てられるかもしれません。
<キッチン周りの最適寸法>
キッチン通路…90~110mm
冷蔵庫スペース…700~800センチ
食器棚幅…1600~1800センチ
人が入っていけるような部屋である必要は全くない
パントリーというと、ウォークインクローゼットの様な収納部屋をイメージするかと思います。
もちろん余裕があればそのような収納部屋が取れるに越したことはありませんが、実際はそこまでのスペースの余裕はないことが多いです。
そして、そこまでのパントリーは必要ありません。
パントリーは少しで大丈夫。
棚の取り方や収納の仕方を工夫すればとても有効に使うことができます。
スペースは『ちょっと』でいいんです。
幅や奥行きや高さが小さくても大活躍
小さい寸法でもパントリーは大活躍します。
幅の狭いパントリー
幅が狭くても、食材の買い置きを小分けにして収納できます。
幅が小さくてもたくさん棚があれば重宝します。
奥行きの小さいパントリー
奥行きは20センチあれば以下のようなものが収納量できます。
- ビール缶
- カップラーメン
- パスタなど麺類
- コーヒー紅茶
- お茶
- 調味料
- 弁当箱
- 水筒
これらの収納場所があるだけで他の場所がスッキリします。
高さが低いパントリー
高さが低いパントリーだって十分活躍します。
重たいものは床に置いた方が使い易いため、高さが低くてもいいんです。
- お米
- ビン類(醤油、みりん、お酒など)
場所を取ってします大物が片付きます。
パントリーの重要性
使い易いパントリーがあると以下のようなメリットがあります。
- 収納量があるので→買い物の回数が減らせる
- 収納が見易く使い易いので→キッチン周りの探し物の時間が減らせる
今はほとんどの家庭が共働きで、家事を短時間で済ますことができる工夫が重要になっています。
ロボット掃除機、食器洗い洗浄機、衣類乾燥機などが人気の理由も家事の時短のためです。
まとめ:あきらめなければパントリーはほぼ取れます
パントリーを取るとキッチン周りがすっきりと片付くだけでなく、家事の時短に繋がるというメリットもあります。
そして、サイズに拘らなければほぼ取れます。
庫の間取りだと仕方ないと諦めずに、パントリーを計画しましょう。