収納

ランドセル置き場がないとリビングがごちゃごちゃに【子供の動線や生活スタイルを考えて作る間取り】

子供が学校や幼稚園に行くときに使用するランドセル、通園バッグ、着替えなどがリビングで散在していて片付かない…

このようなお悩みは多いのではないでしょうか?

小さい子供が行儀よく子供部屋を活用してくれるはずもなく、そもそも親が見ておげないといけないことが多い時期はリビングで次の日の準備をしてくれた方が安心です。

でも、片付かないリビングに今日もストレスが…

建設的な解決策はあるのでしょうか?

ランドセル置き場の重要性

リビングで宿題をする時代だとよく言われます。

一人でもくもくとやるよりも人の目が合ったり親に聞けたりする方が学習能力が上がりやすい。

また、雑音がたくさんあるの中で集中して勉強するわけなので集中力が養われやすいといったところでしょうか。

スポーツ選手もオリンピック前などは騒音対策をするらしいですよ。

ランドセル置き場が決まればおそらく宿題をする場所もおのずと決まります。

つまり、ランドセル置き場は子供の生活導線、ライフスタイルが決まってくるといっても過言ではなく、どの場所に導いて上げるかによって親子間のストレスも大きく左右されます。

ランドセル置き場の失敗談

失敗談1:子供部屋に一切置かない

子供部屋にはたくさん収納もスペースをあるのに全く活用しない…

リビングが散らかる…

これは致し方ないかもしれません。

自分の部屋を使うようになるまでには時間がかかるもの。

一人ぼっちの部屋はさみしいという感情もあるでしょう。

低学年のうちは諦めた方が良いかもしれません。

しかし、間取りで解決できる手がないわけではありません。

子供部屋をリビングの隣につくってしまえばよいのです。

これは幼少期にも大活躍で、リビングに散在しがちなおもちゃが子供部屋に置けます。

そしておもちゃ部屋として長らく活躍してくれるでしょう。

そのまま小学校のうちはリビングの延長の部屋として活用できます。

但し、この打ち手は間取り上の制約は多いです。

平屋の場合はとてもやりやすいですが、二階建て(三階建て)では中々計画し辛いです。

本来取りたかった和室が取れないなんて言うことも起こり得ます。

子供部屋を持て余すのはどのご家庭でもある程度の期間は必ずあるお悩みです。

失敗談2:食卓に残る消しカスがストレス

リビングで宿題をするとき、食卓でするご家庭が多いと思います。

食卓が家の中で最も広いテーブルなので、当然と言えば当然です。

でも、鉛筆で汚したり消しカスが残っていたりするとストレスですよね?

子供からしたら悪気はないのですが…

怒る側も怒られる側もストレス。

これはカウンターコーナーで解決できます。

リビングの一角に広いカウンターを設けます。

できれば横幅は120センチ、奥行きは60センチほど。

狭かったらテーブルの方がいい!となっちゃいます。

ランドセル置きやちょっとした本棚と組み合わせることができたら最高です。

失敗談3:学校の書類の出し忘れ、見忘れ、紛失

学校からもらうプリントの出し忘れ、見忘れはありませんか?

子供に忘れないように言って聞かせるのはなかなか難しいですが、お互いにミスが起きにくくなるような環境を整えることはできます。

ランドセル置き場と一緒に連絡事項のプリントやノートを置く場所も決めておきましょう。

ランドセルを置く場所にトレーを置いてもいいし、マグネットボードやコルクボードを利用して掲示板があってもいいです。

生活動作がルーティン化することができれば伝達ミスを防ぎやすくなります。

こうしてやるべきことを整理しやすくすると忘れ物も減ります。

これは子供に限った話ではなく、大人も同じです。

まとめ:子供が散らかしたり忘れ物をしたりするのは環境から改善するべき

子供にこうしてほしいと希望を言っても中々聞いてくれません。

おそらく、私たちが子供の頃もそうだったはず…

言って聞かせる教育も重要ですが、収納や課題をし易くするような環境を整えてあげることも重要です。

  • リビング横に子供部屋
  • リビングにカウンター、クローゼット
  • 親子間の連絡手段をホワイトボードなどを活用

間取り上可能であればぜひ試してみてください。