収納

なぜ洋服がおさまらないのか【クローゼットの失敗を避けるために必要な事前リサーチ】

衣食住のうち、衣と住には密接な関係があるといえます。

家の収納が充実しているかどうかで毎日の洋服選びや買い物や保管が変わってくるからです。

身綺麗にして異性の気を引いたり、清潔感やセンスをアピールして仕事を充実させるためにはファッションはとても大事です。

毎日洋服を楽しんで着るためにもクローゼット計画の失敗は避けたいところです。

洋服の収納、クローゼットの重要性

洋服の様々な種類に合わせて収納を考える必要があります。

  • 下着
  • 靴下
  • Tシャツ
  • ズボン
  • 羽織もの
  • 上着
  • 制服
  • スーツ(仕事着)
  • スカート

最近はなるべくハンガーにかけて収納されたいという方が多いです。

畳むのは面倒だし、シワになるし、湿気、防虫なども気になります。

下着と靴下以外は全てハンガーにかけて収納できると良いですね。

また、家族ごとに分けたり、家の位置に収納を設けるかが重要です。

玄関横なのか、洗面脱衣室の近くなのか、寝室近くなのか。

使い方、生活の仕方次第でどの場所が適切かは異なってきます。

洋服収納、クローゼットの失敗談

失敗談1:量が足りない

クローゼットに服を入れると…全然足りない…。

ウォークインクローゼットを3帖確保したのになぜ?といったお声もしばしば。

これはハンガーパイプの長さチェックと洋服量のチェック不足が失敗の原因です。

新居の計画前に今使っているクローゼットを確認してみましょう。

Tシャツなどもハンガーにかけて収納したいのであれば、できれば全て一旦ハンガーにかけてみましょう。

現状との比較が一番わかりやすく、何メートルハンガーパイプが必要なのかがわかります。

そしてクローゼットの容量は畳数ではなくハンガーパイプの長さで判断します。

通路ばかり広いクローゼットは意味がなく、しっかりとハンガーパイプや棚が確保されているかが重要です。

失敗談2:収納し辛い、収納が面倒

収納がとても面倒で、結局リビングに洗濯物を置いてしまっていることがある…

心当たりがある方もいるのでは?

せっかく収納量を確保しても、使用勝手が良くないと意味がありません。

そんな時はその収納の動線が正しいかどうかを疑ってみると良いかもしれません。

クローゼットは寝室に設けるものという固定観念があります。

でも本当に寝室で良いのでしょうか。

クローゼットに行くタイミングは以下のパターンに分けられます。

  • 朝、身支度をする
  • 帰宅後、着替える
  • 入浴前、着替えを取りにいく
  • 洗濯物が乾いたら収納しにいく

この3つの動線を考えたときに、どこにあるべきかを考えましょう。

身支度や帰宅のを考えたら玄関近くが良いかもしれませんし、入浴時を考えたら脱衣所の近くが良いかもしれません。

収納を考えたらどこで洗濯物を干すか、どこで畳むかなども考えておく必要があります。

失敗談3:子供の分を分けるのが手間

子供が子供部屋を利用しだすと、乾いた洗濯物を子供の分だけ分けるようになって手間が一つ増えた…

おまけに自分で収納しないから手伝ったりしてるとさらにひと手間…面倒くさい!

子育て家庭で非常によく聞くお声です。

これは分散収納の悪手で、家族ごとに収納場所を分けるのはお勧めしません。

一箇所集中のファミリークロークがこの問題を解決してくれます。

廊下やリビングなど、誰でも行きやすい位置に設けます。

動線は家族各々でそこまでの大差はないと思いますので、使いやすいクロゼットの位置って同じ場所で問題ないと思います。

間違いなく収納しやすいので家事の手間を減らしてくれます。

どうせ分けるなら家族ごとでなく、下着は脱衣所、上着は玄関、などのように衣類の種類ごとに分けるやり方がおすすめです。

まとめ:事前チェックで容量を決め、生活をイメージして位置を決める

クローゼット収納の計画はどれだけの洋服の収納が必要かをチェックすることが何より重要です。

注意点は、その服が本当に必要かどうか。

一年間着なかった服は多分来年も再来年も出番はありません。

その服の収納スペースもったいなくないですか?

洋服を思い切って減らすとスペースも取りませんし管理もしやすくなります。

生活をイメージすると家のどこに収納があるのがベストかわかってきます。

誰でも使いやすいのではないかと思うのがリビング近く、脱衣所の近くです。

寝室の近くってあまり利用勝手がよくないケースもあると思います。

参考にしてみてください。